神田、御茶ノ水、神保町界隈は学生街/リーマン街ということもあってボリューム満点のランチを提供してくれる店が多かったが、コロナや店主高齢化、物価上昇などで随分と少なくなってしまった。そんな中、ボリューミィな揚げ物を腹いっぱい食べさせてくれるのが神田小川町のとんかつ「近定(きんさだ)」。 定番のヒレやロースのとんかつ定食やカツ丼の他にランチとランチの上を行く日替わり定食が凄い!この日のランチと日替わりは、 ランチ:カツカレー、ウィンナーフライ&みそ汁 で900円(税込) 日替わり:ヒレカツ、カニコロッケ、ササミカツ、ミニロースカツ、なすフライ、ウィンナーフライ で1,050円(税込)。 お目当ては揚げ物なので選択肢は日替わりしかない・・・。 地下にある店に入店したのが12時45分、昼食のピークは過ぎたようで客は4~5人、テーブル席に案内される。牡蠣フライとかつの盛り合わせに逃げるかと思ったがもう牡蠣フライはメニューから消えていた。 こんなにカロリーを摂取していいの?と思いが頭をよぎるが、そこは覚悟を決めて日替わり定食を注文する。 店主の揚げ物を揚げる音を聞きながら7~8分待つと日替わり定食が出来上がると・・・今日はカレーもあるので全体に占める茶色の部分が多いなぁ・・・。 揚げ物アップ!高級食材と化した千切りキャベツを中心として12時の方向から時計回りにウィンナーフライ、ヒレカツ、カニコロッケ、ササミカツ、ミニロースカツ、なすフライ。 カレーは日本式だが粘度が少なくロースカツとご飯にかけてカツカレーとして、他はソースで、揚げたてなので油っぽさを感じることなく無事に完食、熱々のカニコロッケが一番美味しかった。 あと何回、この店で揚げ物を楽しめるだろうか?なんて考えながらお勘定、ランチの最後の客となってしまった。